MT5でチャートのプロファイル(組表示)を保存・呼び出す方法【いつも使う画面を保存しておこう】

MT5 チャートのプロファイル保存

MT5を使ってFXトレードを真剣に取り組んでいくと、次第に「よく使う通貨ペアの組み合わせ」「よく見る時間足の組み合わせ」が出来上がってきているかと思います。

そこで役立つのが「チャートのプロファイル保存」です。いつも使うチャートの組み合わせを保存しておくことができ、自由に呼び出すことができるようになります。

チャートの組み合わせを手作業でいちいち変えるのが面倒だな・・」

という悩みが解決され、かなり時間短縮をすることができます。

スムーズなトレードをする上で必須のツールになりますので、まだチャートのプロファイル(組表示)を保存していない方は是非ともやってみてください。

いつも使うチャートの組み合わせを保存してみよう

では、いつも使うチャートの組み合わせを「プロファイル保存」してみましょう。

いつも使うチャートの組み合わせは人それぞれだと思いますが、私は以下のような組み合わせをよく使います。

一つの通貨ペアで異なる時間足を表示する
  • USD/JPY:5分足
  • USD/JPY:1時間足
  • USD/JPY:4時間足
  • USD/JPY:日足

ドル円の5分足から日足までをまとめたので、「USDJPY 5m-1d」という名前でプロファイルを作る。

時間足は決めておき、異なる通貨ペアを表示する
  • EUR/JPY:1時間足
  • EUR/USD:1時間足
  • EUR/GBP:1時間足
  • EUR/AUD:1時間足

ユーロ系の通貨ペアを1時間足でまとめたので、「EUR 1h」という名前でプロファイルを作る。

今回は上のUSDJPY(ドル円)の組み合わせを例に解説してみますので、まずはチャートを手作業で表示させておきます。

MT5 チャート

チャートを複数表示させる方法が分からない方は以下のページをどうぞ。
MT5のチャート新規表示、整列、削除、再表示の方法

MT5上部にあるメニューバーの左端にある「ファイル」→「チャートのプロファイル」→「保存」を選択します。

MT5 チャートのプロファイル

「保存」の項目が2つありますが、下の方が正解です。

プロファイル名の入力欄が出てくるので、好きなプロファイル名を入力します。通貨ペアや時間足の情報を入れておくと簡単に分かるのでお勧めです。

ここでは試しに「USDJPY 5m-1d」と入力して「OK」をクリックします。

MT5 ドル円

これで無事にこの組み合わせが保存されました。

また、ツールバーの以下のアイコンからも同じようにプロファイルの保存ができます。

MT5 プロファイルの保存

他にも、画面下にある「Default」からでも可能です。

MT5 Default

【保存後の注意点】組み合わせを変更するとそれが保存される

チャートのプロファイル(組表示)の保存は非常に便利なツールではありますが、1点だけ注意点があります。

それは

保存後にチャートの組み合わせなどを変更した場合、その変更が保存されてしまう

ということです。

例えばチャートのプロファイル保存後に「USD/JPY:日足」を「USD/JPY:週足」に変えた場合、週足の方で上書き保存されてしまうのです。

結果、次に呼びだした場合は「USD/JPY:日足」だったところが「USD/JPY:週足」になっていることになります。

初心者のうちは「前に保存した組み合わせと違う・・」という現象がよく起こりますが、これが原因です。

そのため、チャートのプロファイル(組表示)を新規で作りたい場合、一度「Default」を呼び出してから変更→保存をすると余計な変更がなくて済みます。

保存したプロファイル(組表示)を呼び出してみよう

プロファイルを保存出来たら、次は呼び出してみましょう。呼び出す方法は3つあり、どれも簡単です。

一つ目はメニューバーから。「ファイル」→「チャートのプロファイル」から呼び出したいプロファイルを選択します。

MT5 チャートのプロファイル

2つ目はツールバーから。以下のアイコンをクリックし、呼び出したいプロファイルを選択。

MT5 呼び出したいプロファイル

個人的にはこれが一番簡単ですね♪

3つ目は画面下の「Default」から。クリックしてプロファイルを選択します。

MT5 Default

注意点

保存後にチャートの組み合わせなどを変更した場合、その変更が保存されてしまいます。その後に呼び出しても変更後の組み合わせが出てくるだけですので、この点は覚えておいてください。